ぼぎわんが、来る

初めての作家さんです。なにかの記事でおもしろい本として紹介されていました。ちょっと前の本だったので行列は短かったです。 「ぼぎわんが、来る」、澤村伊智、KADOKAWA、2015.10、20cm 347p 「はたして“ぼぎわん”の魔の手から、逃…

秋の牢獄

恒川さんの3冊目はちょっと前の作品を予約して借りました。行列は短かったです。 秋の牢獄、恒川光太郎、角川書店、2007.10、20cm 223p 「女子大生の藍は、秋のその1日を、何度も繰り返している。」 3つのお話しです。サクサクと一日で読…

三体

外国ものは原則避けていますが、全世界で話題の中国初のSF大作という宣伝文句だったので、3部作の1冊目を借りてみました。 三体、劉慈欣 /著, 大森望 /訳, 光吉さくら /訳, ワンチャイ /訳, 立原透耶 /監修、早川書房、2019.7、20cm 447…

星を編む

凪良ゆうさんの3冊目の本は、あの「汝、星のごとく」の続編です。行列は長かったです。 星を編む、凪良ゆう、講談社、2023.11、20cm 285p 「傑作『汝、星のごとく』のスピンオフ中編集。」 「汝、星のごとく」を一年前に読みました。このブロ…

人間標本

湊さんの11冊目です。最新刊なのでちょっと行列は長かったです。 人間標本、湊かなえ、KADOKAWA、2023.12、20cm 277p 「連続少年殺人の内幕を暴露する手記が、小説投稿サイトに書き込まれた。」 イヤミス女王の15周年書下ろし作品と…

むかしむかしあるところに、死体があってもめでたしめでたし。

「むかしむかし・・・」第一作を読んだときはこれはすごいと思いました。青柳さん7冊目の本は、昔話シリーズ3冊目で最終巻だそうです。移動図書館の棚で偶然見つけました。 「むかしむかしあるところに、死体があってもめでたしめでたし。」、青柳碧人、双…

真夜中のマリオネット

知念さんの8冊目は移動図書館の棚で見つけました。 真夜中のマリオネット、知念実希人、集英社、2021.12、20cm 340p 「婚約者を殺された救急医の秋穂は、深い悲しみを抱えながらもなんとか職場に復帰をしたところだった。」 先の展開が気に…

移動図書館

二週間に一回、移動図書館が公園にやってきます。来年度の日程表をもらいました。1月から図書館システムが新しくなりました。当初は混乱しましたが、最近はスムーズに操作できます。が、予約した本の行列の進み具合が遅いような…。気のせいかな。もしかした…

最悪

「インザプール」「空中ブランコ」「コメンテーター」の伊良部先生シリーズは快作です。本作はかなり古い本だったので行列は短かったです。 最悪、奥田英朗、講談社、2002.09、15cm 656p 「無縁だった三人の人生が交差した時、運命は加速度を…

金色機械

6年前に「夜市」を読みました。傑作だと思いました。この本も評判は高いんですが、少し昔の本だったんで行列は短かったです。 金色機械、恒川光太郎、文藝春秋、2013.10、20cm 445p 「人々の哀しい運命が、謎の存在・金色様を介して交錯する…

無人島のふたり

山本さんの「自転しながら公転する」は読みました。そして、この本は山本さんの最後の作品ということで行列は長かったです。 無人島のふたり(120日以上生きなくちゃ日記)、山本文緒、新潮社、2022.10、20cm 168p 「ある日突然がんと診断…

光のとこにいてね

一穂さんの「スモールワールズ」は好きな本です。この本は本屋大賞3位ということで行列は長かったです。 光のとこにいてね、一穂ミチ、文藝春秋、2022.11、20cm 462p 「運命に導かれ、運命に引き裂かれる、愛に惑う2人の、四半世紀の物語。…

カーテンコール

筒井さんの「旅のラゴス」は大好きな本です。テレビで筒井さんが「最後の作品集」って言っておられたんで予約しました。 カーテンコール、筒井康隆、新潮社、2023.10、20cm 247p 「筒井文学の総決算、掌篇小説25篇!」 「掌篇(しょうへん)…

くもをさがす

「サラバ」の西さんの闘病記です。いろいろなところで紹介されていたので行列は長かったです。 くもをさがす、西加奈子、河出書房新社、2023.4、19cm 252p 「カナダでがんを宣告された著者が、約8ヶ月間を克明に描いたノンフィクション。 」 …

レモンと殺人鬼

初めての作家さんです。新聞のブックコーナーで紹介されたんで、行列はちょっと長かったです。 レモンと殺人鬼、くわがきあゆ、宝島社、2023.4、16cm 312p 「妹の遺体が発見されたことから、姉の運命の輪は再び回りだす。」 たしかに終盤は「…

月の立つ林で

本屋大賞候補作でしたので、行列は長かったです。青山さんの本は2冊目です。 月の立つ林で、青山 美智子、ポプラ社、2022年11月、四六判、263ページ 「つまずいてばかりの日常の中、それぞれが耳にしたのは『ツキない話』だった。」 前作「赤と青とエスキー…

図書館

図書館が長期間休館して、システムを新しくしたそうです。1/15(月)オープンのはずでしたが、ネットがまったくつながりません。まぁ初日はしかたないかな。よくほかでもあることだし。って思ってたんですが、2日目もまったくつながりません。怒っちゃうよ。…

逆転正義

新聞かテレビのブックコーナーで紹介されていたような…。ですので、行列はちょっと長かったです。下村さんの本は2冊目です。 逆転正義、下村 敦史、幻冬舎、 2023/8/23、12.8 x 18.8×288ページ 「どんでん返された回数が多ければ多いほどあなたの頭は凝り固…

十戒

あの「方舟」はほんと衝撃でした。最新作の行列は長かったです。 十戒、夕木 春央、講談社、2023年08月09日、四六変型、304ページ 「殺人犯を見つけてはならない。それが、わたしたちに課された戒律だった。」 前作と同様に途中けっこうめんどくさい。でも、…

2023年の読書

今年もいっぱい本を読みました。全部で43冊。そのなかで、ベスト6を選びました。 「名探偵のいけにえ 人民教会殺人事件」白井智之。これでもかっていうなぞ解きの連続は、もうおなかいっぱい。 「汝、星のごとく」凪良ゆう。やはり本屋大賞受賞作はおもし…

千年図書館

初めての作家さんです。どんでん返しの傑作という評判です。ちょっと前の本なので行列は短かったです。 千年図書館、北山猛邦、講談社、2019.1、18cm 184p 「優しく、そして切ない5つの物語。ラスト1行まで何がおこるか分からない!」 これ…

5分後に意外な結末2

中一の孫の読む本を図書館で借りています。学校で朝10分の読書時間があるということですから。 新聞で「中学生によく読まれている本」ということで「5分後」シリーズが紹介されていました。細切れ読書にちょうどいいみたいです。さっそく「1」と「2」を借…

月夜の森の梟

移動図書館の棚で偶然見つけました。「これって新聞の土曜版で連載してたんじゃないかな」。 月夜の森の梟(ふくろう)、小池真理子、朝日新聞出版、2021.11、20cm 172p 「『年をとったおまえを見たかった』作家夫婦は病と死に向きあいどのよ…

スイッチ悪意の実験

初めての作家さんです。新聞の「売れている本コーナー」で紹介されていました。少し行列は長かったです。 スイッチ 悪意の実験、潮谷験(しおたにけん)、講談社、2021.4、19cm 365p 「アルバイトに参加した学生達のスマホには、幸せな家族を…

よもつひらさか

初めての作家さんです。ホラー小説の傑作という評判です。古い本なので行列はなかったです。 よもつひらさか、今邑彩(いまむらあや)、集英社、2002.09、16cm 385p 「戦慄と恐怖の異世界を繊細に紡ぎ出す全12篇のホラー短編集。」 ひとつ…

ラブカは静かに弓を持つ

初めての作家さんです。本屋大賞2位ということなんで、行列は長かったです。 ラブカは静かに弓を持つ、安壇美緒(あだん みお)、集英社、2022.5、19cm 300p 「橘樹は勤務先の全日本音楽著作権連盟の上司から音楽教室への潜入調査を命じられ…

続 窓際のトットちゃん

昔、「窓ぎわのトットちゃん」を読みました。42年ぶりの続編です。我家にとっては画期的なんですが、1650円で買いました。 続 窓ぎわのトットちゃん、黒柳徹子、講談社、2023.10、20cm 253p 「一人ぼっちのトットを乗せて夜行列車は走りは…

本を購入

アマゾンは時々買い物に使っています。今回初めてアマゾンで本を注文しました。なんと、送料無料。そういえば、アマゾンはもともと書籍通販でスタートしたんだと思います。街の本屋さんがどんどんなくなるのもわかるような気がします。ほしい本があっても、…

可燃物

じいちゃん大ファンの米澤さんの26冊目の本は、最新刊です。ちょっと行列は長かったです。 可燃物、米澤穂信、文藝春秋、2023.7、20cm 275p 「葛警部の鮮やかな推理が光る5編。崖の下.ねむけ.命の恩.可燃物.本物か」 群馬県警葛警部が大…

街とその不確かな壁

村上さんの16冊目の本は、6年ぶりの長編です。ですので、行列は長かったです。 街とその不確かな壁、村上春樹、新潮社、2023.4、20cm 661p 「その街に行かなくてはならない。なにがあろうと―。」 661ページ。やたら、分厚い。読み始めてすぐ「…