むかしむかしあるところに、死体があってもめでたしめでたし。

「むかしむかし・・・」第一作を読んだときはこれはすごいと思いました。
青柳さん7冊目の本は、昔話シリーズ3冊目で最終巻だそうです。
移動図書館の棚で偶然見つけました。

「むかしむかしあるところに、死体があってもめでたしめでたし。」、青柳碧人双葉社、2023.8、19cm 293p

「日本のむかしばなしをミステリーで読み解いた5編を収録した、シリーズ最終巻。」

比較的新しい本なのに移動図書館棚に並んでいるということはそこまでの人気じゃないんだろうと予想できました。
読んだみたらおもしろい。
第一作に匹敵するかも。
5編の短編ですが、おのおのが関係していて連作短編かな。
最終巻ということなんでもう昔話はよめないのはさみしいですが、たぶんネタ切れなんでしょう。
もっともっと人気がでてもいいかと思うんですけど…。

・・・・・・・・
青柳碧人(あおやぎ あいと )さんの本の中で読んだものは下記です。
「むかしむかしあるところに、死体がありました。」、「浜村渚の計算ノート」、「赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。」、「むかしむかしあるところに、やっぱり死体がありました。」、「名探偵の生まれる夜 大正謎百景」「赤ずきんピノキオ拾って死体と出会う。」、「むかしむかしあるところに、死体があってもめでたしめでたし。」