スイッチ悪意の実験

初めての作家さんです。新聞の「売れている本コーナー」で紹介されていました。少し行列は長かったです。

スイッチ 悪意の実験、潮谷験(しおたにけん)講談社、2021.4、19cm 365p

「アルバイトに参加した学生達のスマホには、幸せな家族を破滅させるスイッチがインストールされる。」

「スイッチは押しても押さなくても1ヵ月後には100万円が手に入る。」というとんでもない設定でスタートするんですが、予想ができない展開の連続で…。ただ、途中の宗教談義はちょっとかったるかったかな。

おもしろいかと聞かれると「はてな」なんですけど、先がどうなるか気になって読み切ってしまいました。なんか不思議な本です。