可燃物

じいちゃん大ファンの米澤さんの26冊目の本は、最新刊です。
ちょっと行列は長かったです。

可燃物、米澤穂信文藝春秋、2023.7、20cm 275p

202310128

「葛警部の鮮やかな推理が光る5編。崖の下.ねむけ.命の恩.可燃物.本物か」

群馬県警葛警部が大活躍する短編集です。
ただ大活躍といってもやってることは部下を使って、地道に証拠や証言を集めて…。
そして、最後の最後に、「そういうことか」という推理を披露してくれます。
米澤さんの長編というのはけっこうめんどくさいところがあるんですけど、今作は短編集なんでサクサク読めました。
超満足。もっと読みたい。
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米澤穂信(よねざわほのぶ)さんの作品の中でこれまで読んだものは下記です。
満願、儚い羊たちの祝宴,、氷菓春期限定いちごタルト事件さよなら妖精、王とサーカス、折れた竜骨、インシテミル、本と鍵の季節、愚者のエンドロール夏期限定トロピカルパフェ事件クドリャフカの順番、Iの悲劇、追想五断章、ボトルネック遠まわりする雛ふたりの距離の概算、いまさら翼といわれても、真実の10メートル手前、リカーシブル、黒牢城、秋期限定栗きんとん事件(上下)、巴里マカロンの謎、犬はどこだ、栞と嘘の季節、可燃物