木挽町のあだ討ち

初めての作家さんです。
直木賞受賞作品ということで長蛇の列でした。

木挽町のあだ討ち、永井紗耶子(ながいさやこ)、新潮社、2023.1、20cm 267p

菊之助は、芝居小屋のある木挽町で、父親を殺めた下男を斬り仇討ちを成し遂げた。」

時代物なので、言葉使いがむずかしい箇所もありますが、比較的サクサクと読むことができます。
6章で構成され、語り手がどんどん変わっていきます。
そして、ただの仇討と思われていた事件が…。
これから読む方のことを考えれば、これ以上なにも書けません。
ぜひ、多くの方によんでほしいです。面白いから。