マチネの終わりに

平野さんの「ある男」は傑作だと思いました。
今回の本は、昨年末に公開された映画の原作です。
福山雅治さんと石田ゆり子さん、大人の美男美女の共演で話題になりました。

マチネの終わりに、平野啓一郎毎日新聞出版、2016.4、20cm 406p、7月

Matinenoowari

「結婚した相手は、人生最愛の人ですか?なぜ別れなければならなかったのか。」

いまどきめずらしい究極のすれ違いメロドラマです。
けっこうイライラして読むのがしんどかったです。
どうも、大人の恋愛小説は自分には不向きなのかも。
ラストはぼかしてあります。やっとここまで読んだのにって気持ちになりました。
ちなみに「マチネ」とは昼公演のことだそうです。
ですから、そのあと、セントラルパークを散歩できるんですけど。
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平野啓一郎さん作品のなかで読んだものは下記です。
ある男、マチネの終わりに