かのこちゃんとマドレーヌ夫人

万城目学さんの作品はこれまで3冊。

なんか不思議な物語というか、壮大なホラ話というか、あまりにもスケールの大きなバカバカしい話だったんで・・・・・。

かのこちゃんとマドレーヌ夫人、万城目学(まきめ まなぶ)、ちくまプリマー新書筑摩書房、2010.1、18cm 234p、11月

「かのこちゃんは小学一年生の元気な女の子。マドレーヌ夫人は外国語を話す優雅な猫。その毎日は、思いがけない出来事の連続で、不思議や驚きに充ち満ちている。」

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スラスラとほぼ一日で読んでしまいました。

人間と犬の言葉がわかる猫のマドレーヌ夫人、そして、飼い主の小学生のかのこちゃん、その周りを取り囲むやさしい人たち。

おもしろかったぁー。

楽しかったぁー。

猫と犬と、そして、かのこちゃんが生き生きとしています。

とってもいい本だと思います。

ちっちゃい子供たちにも読んでほしいと思いました。

万城目さん、ちゃんとこんな本も書けるじゃん。

これって、傑作じゃないかと思います。

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万城目学((まきめまなぶ)さんの作品の中で読んだ本は下記です。

鹿男あをによし鴨川ホルモープリンセス・トヨトミ、かのこちゃんとマドレーヌ夫人