東京MXテレビの洋画は、CMが少ないんで助かります。
ただ、字幕放映もあるんで、ちゃんと「吹替」を確認しないと。
この作品はけっこう人気があるんで録画しました。
ザ・ファイター、(2010)、THE FIGHTER、116分、アメリカ、2011/03/26、PG12、tokyoMXキネマ麹町、7月
「兄は天才ボクサーとしてのかつての栄光にしがみつくだけの荒んだ日々。弟もボクサーとして活躍するが、自分勝手な兄と母に振り回され連敗続き。恋人は、家族から離れるべきだと弟を説得するが…。」
この映画は掘り出し物というか、傑作じゃないかと。
ボクシングシーンはそれほどでもないんですが、俳優さんがすごい。
麻薬で落ちぶれた兄役のクリスチャン・ベイル、あのバットマンとはとても思えません。
母親役のメリッサ・レオ、狂気の演技です。
恋人役のエイミー・アダムス、酒場のアバズレ姉ちゃんがピッタシ。
彼らに比べて主役のマーク・ウォールバーグは、わざと抑えた地味な役回りに徹していたみたいです。
いろいろあったけど、最後は世界タイトルマッチで勝つというハッピーエンドで気分もスッキリ。
そして、これが、実在のボクサー ミッキー・ウォードの実話に基づくとなると、感動もひとしおです。