EPITAPH東京

恩田陸さんの読んだ本の中では、「夜のピクニック」が最高でした。

あとは、モヤモヤッとした感じかなぁ。

EPITAPH東京、朝日文庫恩田陸朝日新聞出版、2018.4、15cm 348p、(初版:2015.3)、7月

「刻々と変貌していく“東京”を舞台にした戯曲『エピタフ東京』を書きあぐねている“筆者K”は、吸血鬼だと名乗る吉屋と出会う。スピンオフ小説「悪い春」を特別収録。」

Ebitahutokyo

これはまたなんともいえない摩訶不思議な本です。

東京ブラブラ旅だったり、昔の本や映画や音楽のエッセイ風話だったり、戯曲が出てくるわ、吸血鬼を名乗る男が出てくるわ、なんじゃこりゃ。

大震災を経験した恩田さんが、東京のEPITAPH(エピタフ、墓碑銘、墓石に刻んだ文章)を書き残しておきたかったのかなぁーって想像するんですが、読解力のない父さんには自信がありません。

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恩田陸さんの作品の中で読んだものは下記です。

夜のピクニックネバーランド、光の帝国 常野物語、蒲公英草紙 常野物語、不安な童話、エンド・ゲーム 常野物語、EPITAPH東京