深夜に二日続けての地上波初放映です。
64-ロクヨン-後編、(2016)、119分、日本、2016/06/11、TBSテレビ深夜、地上波初、3月
「時効が迫った“ロクヨン”のための警察庁長官視察が翌日に迫る中、新たな誘拐事件が発生する。しかも犯人は“ロクヨン”と同じように身代金をスーツケースに入れ、父親が一人で運ぶよう要求する。」
原作もドラマも見てるんで、ストーリーはわかってるんですが、やはり、引き込まれます。
なんか、原作のチカラというか・・・・。
いい映画だと思います。
前編が「匿名・実名」問題で引っ張ったわりには、後編はアッサリと模倣誘拐事件の真相が明かされます。
これじゃあ、残り時間はどうするのかなぁーって思ってたら、原作・ドラマになかった話が追加されます。
映画化するんですから、原作に縛られる必要はないかとは思います。
また、原作は決着をつかないまま終わっていますので、映画ではハッキリ結末をつけたかったんでしょう。
でも、あのもっていきかたは、かなり無理があるというか、あってはならないんじゃないかと。
妹の出現、被害者父とのかかわりあい、三上の行動などはあまりにも突飛過ぎます。
「ちはやふる」でも書きましたが、こういった1ヵ月間隔で前後編上映するんだったら、前編のしつこい記者たちとのやり取りを割愛して、2時間半にまとめてほしかったと思います。
「映画はできれば二時間で一本にしてほしい」