理由

これまでに、宮部さんの作品は、火車・小暮写眞館・レベル7・我らが隣人の犯罪・ぼんくら・日暮らし・ソロモンの偽証・負の方程式・誰か・名もなき毒・ペテロの葬列・希望荘・あかんべえ・ブレイブ・ストーリー、と読んできました。

今回選んだ作品は、直木賞受賞作品だそうです。

理由(りゆう)、宮部みゆき朝日新聞社、1998.06、20cm 573p、直木賞受賞、9月

「高級マンションで、4人の死体が発見される。1人は転落死で、残りは何者かに殺されたようであった。当初、4人は家族だと思われていたが、捜査が進むうち、実は他人同士だったことが明らかになる。彼らはなぜ家族として暮らし、なぜ死ぬことになったのか・・・・・・」

Riyuu

長かったぁー。

新聞連載小説だったせいか、けっこう寄り道が多かったような・・・・・。

火車」も分厚かったですが・・・・・。

途中から、これは、主要人物へのインタビュー記事で構成されていることがわかってきます。

じゃあ、インタビュアーは誰?

インタビューによって、登場人物のいろいろな状況はわかってくるんですが、かんじんの八代裕二という人物がよくわかんない。

直木賞受賞作ということですが、たぶん、それまでにも何回も候補になっていたんで、この作品が優れていたというよりか、これまでの実績も考慮されたんじゃないかなぁー。

火車」のほうがドキドキ感があったなぁー。