マスカレード・ホテル

東野さんの作品は、これまで、「白夜行」、「プラチナデータ」、「容疑者Xの献身」、「流星の絆」、「秘密」、「新参者」、「探偵ガリレオ」を読みました。

映像は、映画は「容疑者Xの献身」、「麒麟の翼」、「プラチナデータ」、「真夏の方程式」、「天空の蜂」、ドラマは「白夜行」、「眠りの森」を見ました。

本も映像も面白いです。

今回借りた「マスカレードホテル」の続編がいま話題になっているみたいです。

そして、この本を原作にして映画が製作され2019年に公開されるそうです。

えっらい先の話です。

マスカレード・ホテル、東野圭吾集英社、2011.9、20cm 461p、

「不可解な連続殺人事件の次の犯行現場は、超一流ホテル・コルテシア東京らしい。容疑者も、ターゲットも不明。殺人を阻止するため、警察は潜入捜査を開始。一人の男が選ばれた。完璧に化けろ。決して見破られるな。」

Masukare

おもしろい。

傑作だと思います。

たしかに、ホテルに潜入捜査というとんでもない話なんで、事件の設定や動機などは、けっこう無理やりって感じなんですが・・・・・。

そんなもんを吹っ飛ばすくらい、フロントクラーク山岸尚美と捜査一課新田刑事のやりとりがおもしろい。

事件に関係ありそうでなさそうなお客が次々にやってきて、彼らに対応する山岸と新田・・・・。

このおもしろさに読者からの続編要望が殺到し、「マスカレードナイト」が書かれたんだと思うんですが、けっこうホテルで次から次へと事件が起こるって、無理な設定かも。

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映画化の話ですが、主演が木村拓哉さんと長澤まさみさんだそうです。

新田刑事なんですが、木村さんじゃかっこよすぎるような。

父さんのイメージでは、もっと若くて、すこしゴツゴツとしたイメージなんですが。

だいたい、原作読んで、映画を見ると、役者のイメージが違うとか、原作のほうがおもしろいとか、いろいろクレームをつけたくなるもんなんですが・・・・。