アイネクライネ・・・

伊坂幸太郎さんの本は、「ゴールデンスランバー」、「重力ピエロ」、「チルドレン」、「死神の精度」、「死神の浮力」を読みました。

映画は、「アヒルと鴨のコインロッカー」、「フィッシュストーリー」、「ゴールデンスランバー」、「オー!ファーザー」を見ました。

本で読んでも映像で見ても、ほんと伊坂さんはおもしろいです。

つい最近文庫本が出た「アイネクライネナハトムジーク」を貸していただきました。

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アイネクライネナハトムジーク伊坂幸太郎幻冬舎文庫、2017.8、16cm 341p、(単行本:幻冬舎 2014.9、20cm 285p)

「ここにヒーローはいない。さあ、君の出番だ。奥さんに愛想を尽かされたサラリーマン、他力本願で恋をしようとする青年、元いじめっこへの復讐を企てるOL…。情けないけど、愛おしい。そんな登場人物たちが作り出す、数々のサプライズ。 アイネクライネ、ライトヘビー、ドクメンタ、ルックスライク、メイクアップ、ナハトムジーク」

Aine

読み始めてすぐに、連作短編とわかりました。

「死神の精度」も同じような構成でした.

が、こちらは、人が死んだりするような大きな事件は起こりません。

日常のちょっとした出来事なんですが、それが、6個の物語で、ゆるーくつながっていきます。

そして、読み終わって、なんかホッコリ幸せな気分になります。

ほぼ、一日で読みきりました。

そして、次の日に、メモ用紙に登場人物の名前をメモしながら、もう一回読み直しました。

これがたぶん伊坂マジックなんでしょう。