クリント・イーストウッド監督作品をけっこう見ています。
「ハドソン川の奇跡」、「アメリカン・スナイパー」、「ジャージー・ボーイズ」、「ヒアアフター」、「インビクタス」、「ミリオンダラーベイビー」と名作ばかりです。
ただ、これは、地味そうだなぁーということでいままで、見ていませんでした。
イーストウッドの出演兼監督作品というのは、これが最後です。
グラン・トリノ、2008、GRAN TORINO、117分、アメリカ、2009/04/25、動画配信、6月、吹替、
「長年勤めたフォード工場を引退し、妻にも先立たれた老人。彼のまわりは昔馴染みはおらず、朝鮮戦争帰還兵の彼が嫌ってやまないアジア人をはじめ外国人であふれる通りを目にしては苦虫をかみつぶしていた。」
これはすごい。
もしかしたら、彼の最高傑作かも。
いままで見ていなかったのを後悔しました。
こんなヘンクツじいさんをあのイーストウッドが完璧に演じています。
そして、よけいなことは全部はしょって、２時間以内にまとめた監督としてのチカラ。
名監督、名俳優です。
現在87歳。
この作品のときで、78歳。
大作というのはないのですが、数多くの作品を生み出し、ほんとあたりはずれが少ないです。
いつまでも、映画を作ってほしいし、できれば、その姿をスクリーンでもう一度みたいです。
