蒲田行進曲

ここんとこ暑い日が続いています。

スポーツクラブでもしょっちゅう水を飲んでいます。

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蒲田駅の発車メロディでテーマソングを聞いたことはあるし、”階段落ち”って言葉も聞いたことがあったんで、どんな映画だろうと気にはなってたんですが、いままで、見る機会がありませんでした。

こういう映画を、ちょっと空いた時間にみることができるなんて、ぜいたくです。

蒲田行進曲、1982、109分、日本、1982/10/09、動画配信、5/18、540.-/月

Kamatakousinkyoku

「時代劇のメッカ、京都撮影所。大スター銀ちゃんと、彼に憧れる大部屋のヤス。ヤスのアパートに銀ちゃんが女優小夏を連れてやって来た。子を身ごもった小夏をスキャンダルになるからとヤスに押し付けに来たのだった……。」

あの角川映画全盛時に、つかこうへい原作脚本の舞台を、深作欣二監督が映画化したということです。

で、感想はというと、めちゃくちゃおもしろい。

映画撮影所が舞台なんで、映画好きにはたまりません。

主役二人がカメラに写る時間で競い合ったりとか・・・・。

銀四郎役の風間杜夫さん、ヤス役の平田満さん、そして、小夏の松坂慶子さん。

”芝居がかった”くどーい台詞回しで。それがおかしくておかしくて。

劇中には、千葉真一さん・真田広之さん・志穂美悦子さんがアクションを披露してくれます。

志保美さん、なつかしーーーい。

やはり、日本ナンバー1のアクション女優です。

舞台が京都撮影所なのに、なぜ”蒲田行進曲”って思ったら・・・・。

どうも、松竹蒲田撮影所の所歌が「蒲田行進曲」で、本来は、松竹蒲田撮影所が舞台のお話しのはずだったのが、いろんな都合で、東映京都撮影所が舞台になったようです。

そうそう、最後に、あっっと驚く趣向が・・・・。いろいろ解釈があるみたいですが、これって、つかさんの舞台の映画化なんでたぶん・・・・・。

でもそんなことより、”タンタラッタ・タララ・・・”と流れれば、それですっかり「やられたー」って気分に。

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松坂慶子さん、めちゃくちゃきれい。

カメラに正面をむけても、目がちょっとどこを見てるのかわからない雰囲気で・・・。

このとき30歳。

ちなみに、生年月日が1952/07/20なんで、とうさんと2日違い。

現在64歳。

たしかに、いまでもお綺麗です(いまはちょっと太られました)が、あのころの松坂さんはまばゆいばかり。

Matuzakakeiko