たけくらべ・山椒大夫

今日(5/10 水)は、久しぶりの雨でした。

昨日までは暑かったんですが、今日は雨模様ということもあって、涼しかったです。

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子供向け文学全集の第一巻を予約しました。

「21世紀版少年少女日本文学館 1 たけくらべ山椒大夫」、講談社、2009.2、20cm 269p、

Takekurabe

樋口一葉著:たけくらべ円地文子訳)、森鴎外著:山椒大夫高瀬舟最後の一句、羽鳥千尋小泉八雲著( 平井呈一訳):耳なし芳一のはなし、むじな、雪おんな」

樋口一葉:1872年(明治5年)- 1896年(明治29年)、24歳

森鴎外1862年文久2年) - 1922年(大正11年)、60歳

小泉八雲1850年 - 1904年(明治37年)、54歳

おもしろかった物語を下に書きます。山椒大夫高瀬舟最後の一句はすでに読みました。

たけくらべ

 少年少女時代から大人へ変わっていく年頃の生活をさわやかに描いています。

耳なし芳一のはなし、むじな、雪おんな

 どれもこれも、昔読んだことがあります。やはり、おもしろい。

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今回の、”たけくらべ”は、円地文子さんの現代語訳です。

ためしに、原文をちょっと見たんですが、ちんぷんかんぷん。

文語体で書かれているみたいです。

明治時代に、それまでの文語体が、”言文一致”ということで、口語体で書かれるようになったそうです。

でも、そうはいっても、昔の大御所の文章は、読みづらいです。

そりゃ紫式部源氏物語だったらわかりますが、明治時代の作品を訳してもらわなければ読めないって、なんか不思議な気がします。