昨日(5/7 日)、朝から、NHKEテレの日曜美術館を見ました。
お茶の器の特集でした。
うちの奥さんも、お茶を習っていました。
去年1月の金沢旅行で、兼六園で雪化粧の庭を見ながら抹茶をいただいたのが、とってもいい思い出になっています。
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どういうわけか、森鴎外の文庫本を借りました。
「 山椒大夫・高瀬舟・阿部一族」、森鴎外、角川書店、2012.6、15cm 301p
森鴎外:1862年2月17日(文久2年)-1922年(大正11年)、60歳
「山椒大夫(さんしょうだゆう)、じいさんばあさん、最後の一句、高瀬舟、魚玄機、寒山拾得、興津弥五右衛門の遺書、阿部一族、佐橋甚五郎」
予想通り、非常に読みづらい作品もありました。
でも、読みやすいものも多く、短いものが多いので、とりあえずは読みきれました。
おもしろかったものを書き出します。
・山椒大夫
安寿と厨子王のお話しです。かわいそうです。
山椒大夫は悪者なんですが、初めに出てくる人買いに比べればまだマシかも。
・じいさんばあさん
しみじみとしたいいお話でした。
娘いちが奉行に向かって言った、「お上のことに間違いはございますまいから」が最後の一句です。
・高瀬舟
さびしい物語です。が、なんかすがすがしさを感じます。