芥川龍之介や谷崎潤一郎の作品を少し読んでみて、やはり、読みづらいものだなぁーって思いました。
ちょっと慣れるまで、読みやすい本を選んでみようということで、子供に戻って、「21世紀版少年少女日本文学館」を予約してみました。
たぶん、字が大きくて、ふり仮名や注記も多いんじゃないかと・・・・・・・。
で、借りたのが、「坊ちゃん」です。
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「21世紀版少年少女日本文学館 2 坊っちゃん」、講談社、2009.2、20cm 253p、夏目漱石、1867年2月9日(慶応3年1月5日) - 1916年(大正5年)、49歳
夏目漱石っていうと、とっつきにくいって感じがしたんですが、「坊ちゃん」は、スラスラ読めました。
主人公が教師陣へつけるあだ名がぴったりで、話し言葉で書かれた文章がおもしろく、物語も痛快のひとことです。
でも、こんな無鉄砲は自分にはできませんが・・・・。
「21世紀版少年少女日本文学館」シリーズは、字は少し大きいだけですが、行間が広いです。
最近の文庫本は、字はけっこう大きいんですが、さすがに行間が狭くて、同じ行を読んだり、一行飛ばしたりと、年寄りの眼にはつらいときがあります。
その点、この本はいいです。
ちょっと、振り仮名がおおすぎるかなぁーって感じますが・・・・。
このシリーズのほかのものも、もう少し読んで、慣れようかと思っています。