谷崎潤一郎

芥川龍之介のほかの作品も読みたいんですが、その前に、ほかの作家さんの本に挑戦したいと思って、選んだのが、谷崎潤一郎です。

おなじく、「ちくま日本文学」を借りました。

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「ちくま 日本文学 014 谷崎潤一郎」、筑摩書房、2008.4、15cm 477p、1886年明治19年)-1965年(昭和40年),79歳

「刺青(しせい)、秘密、母を恋うる記、友田と松永の話、吉野葛(よしのくず)、春琴抄(しゅんきんしょう)」

Tanizaki

6作品を読みました。

やはり、読みやすいものもあるし、読みにくいものもあります。

おもしろかったものを下記に書きます。

・刺青:怪しげな雰囲気がなんともいえません。

・秘密:こういう感じが谷崎文学の雰囲気なのかなぁー・・・。

・友田と松永の話:ミステリー小説みたいな展開がけっこう好きです。

春琴抄:初めてちゃんと読みました。ほんと区切りがない文章なんですが、予想してよりは読みやすかったです。それにしても、いやぁー、こんな感じの愛の姿があるのかと・・・・・・。

ということで、谷崎潤一郎に関しては、近いうちに他の作品も読んでみたいと思いました。