「ゴールデンスランバー」、「重力ピエロ」、「チルドレン」を読みました。
父さんの好きな作家さんのひとりです。
「死神の精度」と「死神の浮力」の2冊を貸していただきました。
死神の精度、伊坂幸太郎、文庫:2008.2、345p/ハードカバー:2005.6、275p
「クールで、音楽を愛し、ちょっとズレている死神が見た6つの人間模様。」
6編を収録、死神の精度、死神と藤田、吹雪に死神、恋愛で死神、旅路を死神、死神対老女
これって、めちゃくちゃ面白い。
音楽好きで、渋滞嫌い、そして、彼の行くところいつも雨が降っているという「死神 千葉」。
こんな主人公の設定が、伊坂さんならではということです。
6編のほとんどの登場人物は、最後には死を迎えるんですが、なんとなく、ほんわかした気分で読み終わります。
そして、6個の短編集なんですが、ゆるーくつながっています。連作短編ってことなんでしょう。
ストーカーにねらわれていた女性が、のちのち美容院の老女となり、苦情処理を担当していた女性がミュージシャンになっていました。
なんか、もっともっと、”死神 千葉”の活躍を読みたくなります。
ということで、引き続き「死神の浮力」も読みました。
近日中に書きます。