海賊とよばれた男

昨年、百田尚樹(ひゃくた なおき)さんの原作を読みました。

上下2冊の長編です。

これを2時間ちょっとの映画にするのは・・・・。

半分期待し、半分不安を持って、本日(12/15)朝から映画館へ。

海賊とよばれた男、2016年、上映時間 145分、日本、初公開年月 2016/12/10、12/15(木)、海老名TOHO、シニア割り1,100円

「石油の将来性に目を付け、石油販売業を始めた国岡鐡造。彼は既得権益が強固な石油業界を相手に、破天荒な発想と行動力で販路を拡大していく。が、やがて石油の輸入ルートを封鎖されるという絶体絶命の窮地に陥るのだったが…。」

Kunioka

この物語に登場する「国岡商会」というのは、いま合併問題でゆれている「イデミツコウサン」のことです。

主人公の店主は、「イデミツサゾウ」さんという創業者です。

長編物語を、そのまま時代を追って描くんじゃなくて、時代をうまく前後させて、ポイントだけを映像化しています。

そうしなきゃ、とっても2時間ちょいにはおさまりません。

そして、145分間、まったく中だるみなく、そして淡々と進んでいきます。

岡田准一さんは、ほんとすばらしい俳優さんです。

ここでは、若者から老人まで、まったく違和感なしに演じています。

岡田さんのほかにも、吉岡さん、染谷さん、鈴木亮平さん、野間口さん、ピエール瀧さん、黒木華さん、綾瀬はるかさん、堤真一さん、近藤正臣さん、小林薫さんと豪華な役者さんたちがズラリ。

映画館で見て損はないと思います。