「誰か」を読みました。
そして、次はもちろん「名もなき毒」です。
「財閥企業で社内報を編集する杉村三郎は、トラブルを起こした女性アシスタントの身上調査のため、私立探偵・北見のもとを訪れる。そこで出会ったのは、連続無差別毒殺事件で祖父を亡くしたという女子高生だった。」
杉村三郎シリーズ第2作です。
いろんな物語が並行して進みます。
でも、やはり、原田いずみがおそろしいです。
自分の身の回りにこんな人物がもしいたら・・・・。
それにしても、杉村と私立探偵との関係や、杉村の家族関係など、ペテロ以降を想像させる話がちょこちょこ出てきます。こういうところが、宮部さんってすごいなぁーって思います。
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ドラマの影響というのは大きいです。
本を読んでいても、どうしても、小泉孝太郎さんの顔を思い出してしまいます。
そして、もうひとり、杉村の義父で今多コンツェルン会長は、平幹二朗さんでした。
イメージがピッタリでした。
つい最近亡くなられました。
テレビで続編が作られるときは、どなたか他の俳優さんが演じられるのかなぁー。
それとも、杉村の退社と離婚で、義父とは直接の縁がなくなったんで、登場場面がないのかなぁー。