名もなき毒

「誰か」を読みました。

そして、次はもちろん「名もなき毒」です。

名もなき毒宮部みゆき、2006.8、489p

Doku

「財閥企業で社内報を編集する杉村三郎は、トラブルを起こした女性アシスタントの身上調査のため、私立探偵・北見のもとを訪れる。そこで出会ったのは、連続無差別毒殺事件で祖父を亡くしたという女子高生だった。」

杉村三郎シリーズ第2作です。

いろんな物語が並行して進みます。

でも、やはり、原田いずみがおそろしいです。

自分の身の回りにこんな人物がもしいたら・・・・。

それにしても、杉村と私立探偵との関係や、杉村の家族関係など、ペテロ以降を想像させる話がちょこちょこ出てきます。こういうところが、宮部さんってすごいなぁーって思います。

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ドラマの影響というのは大きいです。

本を読んでいても、どうしても、小泉孝太郎さんの顔を思い出してしまいます。

そして、もうひとり、杉村の義父で今多コンツェルン会長は、平幹二朗さんでした。

イメージがピッタリでした。

つい最近亡くなられました。

テレビで続編が作られるときは、どなたか他の俳優さんが演じられるのかなぁー。

それとも、杉村の退社と離婚で、義父とは直接の縁がなくなったんで、登場場面がないのかなぁー。