「火車」、「小暮写眞館」、「 レベル7(セブン)」を読みました。
東野さんの「新参者」を読んだんで、次は、やはり、宮部さんでしょう。
「我らが隣人の犯罪」、宮部みゆき、1990.1、229p
①我らが隣人の犯罪.②この子誰の子.③サボテンの花.④祝・殺人.⑤気分は自殺志願
「鳴き声がうるさい隣家の犬を何とかしようと、一計を案じた僕たちだったが、ことは意外な方向に発展して行き…(表題作)。」
これも、たった、一日で読んでしまいました。
5つ短編です。全部、面白いです。
宮部さんが、「長編小説を書くことは、お見合い結婚に似ています。それ反して、短篇小説を書くことは、恋愛をすることです。」と。
表題作が宮部さんのデビュー作だそうです。
デビュー作を含めて、初期のころの作品を集めたみたいです。
短編ですが、短い中にいろんなものをぶちこんで、うまーくまとまっているような。
ここから宮部さんがスタートしたんだぁーと思うと不思議な感じがあります。
ホントに何でも書けるんだなぁ。