『ジェノサイド』と 『13階段』を読みました。次に選んだのが、これです。
グレイヴディッガー、高野和明、2002.07、382p
「悪党・八神は、骨髄ドナーとなり白血病患者の命を救おうとしていた。ところが、無差別大量殺人が発生。死体を発見した瞬間から、八神の必死の逃走劇が始まった。警察、謎の集団、正体不明の殺戮者から逃げ切らなければ、八神の骨髄を待つ白血病患者が死ぬ。」
面白かったです。
次々と展開していくスピーディーさと深まった謎がだんだんと解き明かされていく様子にページをめくる手が止まりませんでした。
八神さんの逃走劇はハラハラしながら読みました。スピード感がたまらないです。
グレイヴディッガーというのは、墓堀人のことだそうです。
高野さんの作品って、緻密なミステリーって言うんじゃなくて、走って走って走りまくる、多少ご都合主義でも、ぶっ飛ばすっていう感じです。
ただ、今回は、けっこう、謎が残ったまま、終わってしまいました。
結局、誰だったんだぁー?気になるなぁー?