TV「スパイ大作戦」はよく見ていました。
トム・クルーズ版第1作では、なんと、リーダーのフェリプスが悪役といった掟破りの展開で、その後、このシリーズは、イーサン・ハントの大活劇シリーズとなってしまいました。一作目を上回るM:I-2の勢いは、3作目・4作目で、ちょっと中だるみしたんで、今回もちょっと心配しながら映画館へ。
「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」、2015年、MISSION: IMPOSSIBLE ROGUE NATION、131分、アメリカ、初公開年月 2015/08/07、8/12(水)、TOHO海老名、日本語吹替版、6回見たら無料サービスなんで0円
「イーサン・ハントと彼のチーム“IMF”は、謎の組織を追っていた。しかし、IMFはCIA長官によって解散を命じられ、メンバーはバラバラに。単身でシンジケートの実体解明を進めていたイーサンは囚われの身となってしまう。」
お盆ということもあって、平日朝一ですがほぼ満員。
そして、めちゃくちゃ面白い。一作目はたしかに、「あっ」と言わせましたが、アクションという面から見たら、今回がシリーズ最高傑作でしょう。
TVCMで流れる飛行機につかまるシーンが、しょっぱなから惜しげもなく。
そして、次から次へのアクションの連続です。飽きさせません。
日本語吹き替え版なんで、楽に画面に集中できました。
53歳のトム。まだまだ、がんばります。オートバイシーンはほんと手に汗握ります。
そして、敵か見方かわからない謎の美女、レベッカ・ファーガソンさん。やたら、格闘技が強い。スカーレット・ヨハンソンさんのブラック・ウィドウを思い出してしまいます。スウェーデンの女優さんらしいです。よくあるラブシーンが、まったくなしというのも中だるみせずによかったです。
お話しは、今回はIMFメンバ間の友情が重要なポイントです。「1」から仲間のルーサー、「3」からのベンジー、そして前作からのブラント、ハントを含めて4人の団結が謎の組織に迫ります。
とはいっても、ご都合主義が目立ちます。オートバイでヘルメットなしで転倒しても、トムはケガひとつありません。
が、そんなことは吹き飛んでしまうスピード感です。
カーチェイスあり、笑えるシーンも散りばめて、展開もサクサクと進んで、めでたしめでたしです。
暑い夏は、あんまり頭を使いたくないし、スカッとしたいので、そんなときには、うってつけの映画です。
お金を出して、映画館で見ても、絶対損はありません。
とはいっても、父さんはポイント無料券で見たんですけど・・・。
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そういえば、本編前の予告編に、「007」新作が登場しました。今年12月公開みたいです。
シリーズ24作目、そして、ダニエル・クレイグ版4作目の、題名が、なんと、
「スペクター」
あの、初代ショーンコネリーの最大の敵、悪の組織が復活するみたいです。
父さんは、「巨大な会議室で、白い猫の頭をなでながら、幹部たちの報告を聞いている顔の見えないボス」のシーンが忘れられません。
前作「スカイフォール」が傑作だったんで、期待しちゃうなぁー。こりゃ絶対見に行こうっと。