「ターミネーター(1984)」は名作でした。PART2はダメダメという常識を覆した傑作が、「ターミネーター2(1991)」でした。
でも、「3(2003)」と「4(2009)」は、完全に迷走してしまっていました。
たぶん、シュワちゃんが、2003年から2011年にかけて州知事さんをやってたせいもあるかもしれません。
そして、久しぶりに、シュワちゃんがターミネータで帰ってきたとなると、「1」「2」ターミネータファンのふたりはさっそく映画館へ。
「ターミネーター:新起動/ジェニシス」、2015年、TERMINATOR: GENISYS、125分、アメリカ、初公開年月 2015/07/10、7/13(水)、イオン海老名、吹き替え2D、ハッピーマンデー、ふたりで2,200円
「2029年、人類は機械軍との戦いに勝利しようとしていた。機械軍は、T-800を1984年に送り込み、ジョンの母サラ・コナーの殺害を図る。それを阻止するためにカイルが過去へ向う。1984年に辿り着いたカイルは、いきなりT-1000に襲われる。その窮地を救ったのは、女戦士サラ・コナーとT-800だった。」
アーノルド・シュワルツェネッガーは、「1」では37歳、そして、現在68歳。
年とったシュワちゃんのために、ターミネータは、ロボットなのに外見は歳を取ることにしちゃいました。そんなとんでもない設定も、まったく気になりません。
次から、次へと、「1」と「2」の名場面がなぞられて、父さんは内心「ニコニコ」。
そうなんです。これを待ってたんです。
「3」と「4」を見た時、早く、カイルを過去に送り込むシーンを見せてくれないかなぁーと思いました。
本作は、「1」と「2」をベースに、「3」と「4」をなかったことにして、新バージョンとして、作られています。
ということで、過去へ行ったり、未来へ飛んだりと、「バックトウザフィチャー」真っ青な展開で、もう何がなんだかサッパリわかりません。
でも、あーあ、面白かった。
2Dを選んだので、目も疲れないし、吹き替え版で字幕も読まずに済みました。でも、ちゃんと「アイルビーバック」の名せりふだけは声優さんもそのまましゃべっていました。
このせりふは、「1」でT-800が警察を襲撃する前にしゃべったのが最初だったと思うんですが・・・・。
事前の噂では、今回は3部作って聞いてました。中途半端に終わるかなぁーって思ってたら、とりあえずは、スカイネット誕生を食い止めたことになっています。
が、過去と未来を行ったり来たりしたんで、タイムラインの分岐点もいっぱいありそう。そうなると、どこかで、スカイネットはまた出現しそうなんで、続編は作れるんでしょう。
いちゃもんをつけるとしたら、最大の敵役がジョン・コナーって言うのは、掟破りじゃないでしょうか。
とかなんとかいろいろ書いちゃったけど、やっぱ、楽しかったなぁー。
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だいぶ前に、朝日新聞のコラム(たしか、益田ミリさん?の「オトナになった女子たちへ」?)に面白い記事が載っていました。
「・・・・・・・、オトナになった男子たちがざわめいている。『マッドマックス』、『マッドマックス』と騒いでいるのだった。
ちょっとしたパーティーの席で、クラッカーにチーズがのっているようなものをつまんでいたら、知り合いのオトナ男子が隣に立っていた。なんとなく映画の話題になり、わたしが『マッドマックス、知らない』といったら、それから、延々と・・・・・・・。『絶対、マッドマックスをみてください』と言われて、その後、映画館で私が見たのは、『海街Diary』・・・」