「清須会議」は映画館で観ました。「青天の霹靂」はDVDで観ました。大泉洋さんはやはりすごい役者さんです。
映画の宣伝などで、インタビューに答えているときなんか、ほんとおもしろいです。
そういえば、朝ドラ関連で、「あさいち」に出演していたときの、質問に対する答えのおもしろいことったら、ほんと、頭の回転の速い人だなぁーって感心してしまいました。
日本映画なんで、映画館へ行くかどうか迷っていたんですが、うちの奥さんのリクエストもあったんで、いざ映画館へ。
「駆込み女と駆出し男」、2015年、143分、日本、初公開2015/05/16、5/25(月)、海老名TOHO、夫婦割り2,200円
「江戸時代、妻のほうから離縁することはほぼ不可能だった。鎌倉の東慶寺は、そんな妻たちの離縁を可能にする幕府公認の縁切寺。寺に駆け込み、2年を過ごせば離婚が成立した。戯作者に憧れる見習い医師の信次郎は、離縁調停を手伝い始める。そんなある日、顔に火ぶくれを持つじょごと、足を怪我したお吟が、東慶時に駆け込んでくるが…。」
2時間20分とけっこう長いです。でも、まったく長さを感じません。
時代劇というだけで、父さんは、よく作るなぁーって感心します。衣装もセットもお金かかりそうって。
久しぶりに、日本映画からすばらしい作品が登場したって感じです。
複数のエピソードが並行して進みます。
そのひとつひとつが、おもしろく、そして、いい具合におさまってくれます。
でも、涙を強制するような感動演出はまったくなく、スパッ、スパッっと、小気味よく、次々っていく感じがいいです。
やっぱり、大泉さんはすごい役者さんです。
ものすごい量のせりふを、堂々と語る口上には、惚れ惚れします。
見終わって、幸せな気分になりました。よかったよかったです。
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そういえば、昔、グレープが歌っていました。
「今日鎌倉へ行って来ました。
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源氏山から北鎌倉へ
あの日とおなじ道程で
たどりついたのは縁切寺」