ドラマ「64」

TVドラマはほとんど見ていません。

ですが、この春、ひとつの番組だけは録画して見ました。たった、5回だったんで。

原作は、今年最初に読みました。すばらしい本だと思いました。

「64(ロクヨン)」、原作:横山秀夫、2015年4月~5月、毎土曜日10:00~11:00、全5回、

64

「D県警の広報室と記者クラブが、加害者の匿名問題で対立する中、時効の迫った重要未解決事件『64( ロクヨン)』の被害者遺族宅への警察庁長官視察が1週間後に決定した。わずか7日間で幕を閉じた昭和64年に起きた、D県警史上最悪の「翔子ちゃん誘拐殺人事件・・・・・」。

原作もすばらしいですが、ドラマもすばらしかったです。

さすが、NHK。CMなしでじっくり一時間、そして、たった5回です。飽きっぽい父さんみたいな人間は、連続ドラマは、5回が限界かも。

視聴率は非常に低かったみたいです。でも、考えようによっては、ほとんどの人が見ていない傑作ドラマを見たんで、自慢できるかも。

ほぼ、原作どおり。ラストが、原作より少し明るい未来を感じさせるところで終わっているのは、ドラマとして良かったと思います。TVは少し明るくないと・・・。

CMがガンガン入って、10回も続く連続ドラマには、もう耐えられません。

来年、前編・後編で映画化されます。

主役は、佐藤浩市さん。かっこよさそう。それに比べて、ドラマは、ピエール瀧さん(上の写真の右)。でも、原作のイメージには近いかも。本業はミュージシャンで、「アナ雪」のオラフの声です。たしか、ディズニーランドで、松たか子さんといっしょに車でパレードされていました。

ドラマの新聞記者役が、永山 絢斗(ながやま けんと)(上の写真の左)さんでした。兄が瑛太さんということをはじめて知りました。瑛太さんの本名が永山 瑛太

やっぱり、似てるなぁー。

映画版の同じ記者役を、兄の瑛太さんが演じるみたいです。

どちらにしても、ドラマを見たんで、映画版は映画館へ行かなくて、レンタルDVDでいいかなぁーって思っています。節約、節約。