まほろ駅前狂騒曲

舟を編む」は、映画を見てから、原作を読みました。

まほろ駅前多田便利軒」を図書館で借りて、本を読みました。

まほろ駅前狂騒曲」を映画館で見ました。原作は図書館HPでまだ行列が長かったんで、当面予約をあきらめていました。たぶん、文庫化されていないのも原因のひとつだと思います。いまでも、200人待ちです。

今回、単行本を貸していただいたんで、すごーく幸せな気分です。

まほろ駅前狂騒曲」、 三浦しをん、2013.10、468p

Mahoro

「四歳の女の子『はる』を預かることになった多田と行天。その後なんとバスジャック(?)に巻き込まれることに・・・・。 」

ぶあついです。表紙がとってもいいです。おもしろいです。

久しぶりの、まほろ駅前ですが、この雰囲気がやっぱりいいです。

一作目のような短編集じゃなくて、今回は大長編物語です。

なんだかんだといろいろあって、そして、ありすぎて、最後はまほろ駅前ロータリーでの、超ドタバタ劇です。

多田・行天の周りは、それにしても、暖かい人ばかりです。

最初のページから、瑛太さんと松田龍平さんの顔が浮かんでしまいます。これほど、ぴったりな配役もないんじゃないかと・・・。行天がひょこひょこ歩く姿が目に浮かぶようです。

そういえば、映画を見たときも思ったんですが、少し話が飛んでいるところがあります。以前調べたら、「多田便利軒」と「狂騒曲」の間に、「番外地」があるみたいです。でも、あんまり、気にはなりませんでした。

分厚い本だけど最後まで楽しく読めたし、もっと読んでいたかったです。

映画と原作が少し違っていました。父さんは、ラストはやはり原作のほうが良かったんじゃないかと思っています。ストンと落ちるような、続編が楽しみになる感じです。

たぶん、次回作の題名は、「まほろ駅前多田便利軒の支店=探偵部門」っていうことでしょう(ちょっと長すぎかなぁー)。