ジュピター

あのマトリックスを作ったウォシャウスキー姉弟の監督最新作となれば、期待は膨らむばかり。でも、アメリカ公開時には大コケしたとかいう噂を聞くと、ちゅうちょしたんですが、少しハードルをさげて、なにはともあれ映画館へ。

「ジュピター」、2015年、Jupiter Ascending、127分、アメリ

4/8(水)、海老名TOHO、シニア割り1,100円

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「生活のために働きづめの日々を送る女性ジュピター。ある日、謎の戦士ケインが現われ、彼女が地球さえも支配管理している宇宙最大の王族の末裔だと告げる。」

さすがウォシャウスキーです。映像は目を見張るものがあります。そして、そのスピード感、年寄りにはついていくのがやっとという感じです。

で、お話のほうはというと、様々な要素をこれでもかと詰め込んで、分かりやすいというか、子供だましというか、なんで、いくつもの惑星を支配する戦闘能力をもつ王族が、たった一人の兵士にやっつけられるとは。

いちおう2時間ちょいで一話完結の物語にしてくれているのはよかったです。ここんとこ、3部作や前後編が多いんで。

(たぶん、大ヒットすれば、無理やりにでも続編を作るんでしょうが・・・・・・。ちょっと無理かなぁー。)

俳優さんは、人気絶頂のチャニング・テイタムさんに、ホーキング博士エディ・レッドメインさんと、有名どころがずらり。でも、父さんは、途中まで出演していた韓国女優のペ・ドゥナさんが気になって・・・。

というのも、ウォチャウスキー監督の前作「クラウド アトラス」で、とても魅力的だったんで。

クラウド アトラス」は、ケニア行きの機内映画で見ました。上映時間3時間で、時代も場所も違う6つのエピソードが入れ子状につながっていくというとんでもない映画でした。当然、ヒットしませんでした。

父さんは、6つの中でも、「ネオソウル編」が好きで、主演していたのがペ・ドゥナさんだったというわけです。

ということで、文句をつければ突っ込みどころ満載の映画なんですが、でも、やはり、映画館で見て損はない映画だと、父さんは思うんですけど・・・・・、少数意見だろうなぁー。

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たしか、「マトリックス」3部作のときは、ウォシャウスキー兄弟でした。いつの間にか、ウォシャウスキー姉弟になったそうです。いろいろ事情があるみたいです。