フェイク

なんの予備知識もなく予約した本が届きました。

「フェイク」、楡(にれ)周平、2004.3、375p

Feiku

「銀座の高級クラブのボーイ陽一は、新しいママ、摩耶の入店で、度肝を抜かされているところへ持ちかけられたうまい話。街金、ギャンブル、企業恐喝と、カネに翻弄される陽一たちの思惑は。」

全く知らない水商売や博打の世界なんで、へぇ~って感じで面白かったです。

どうしようもない人物ばっかりだし、どうせフェイク(うそ)がばれて・・・・と思っていたら、予想外でした。

破滅どころか突き抜けて爽やかな雰囲気。一気に読める爽快な娯楽小説でした。

ただただ面白いです。