ブルグで「シェフ 三ツ星フードトラック・・・」を見たとき、予告編で気になった映画を見るため、またブルグへ。
「プリデスティネーション」、2014年、PREDESTINATION、97分、オーストラリア
R15+、3/11(水)、ブルグ桜木町、字幕、シニア割り1,100円
「ロバート・A・ハインラインのSF『輪廻の蛇』を映画化したタイムパラドックス・サスペンス。場末のバーに現われた青年ジョンは、バーテンダーの男に自らの数奇な身の上を語って聞かせる。」
予告編を見たら、爆弾魔と時空警察官のドンパチSF活劇かと思ったら、冒頭からバーでの若者の告白が延々と続きます。そして、その悲しい話が終わったら、タイムトラベルでとんでもない展開が次から次へと。
あの人とこの人がこうで、この人は、あれっ、どうなっちゃってんだ・・・。
とかなんとか言ってたら、ラストでは、さらに驚きの・・・・・・・。とても、ストーリィはこれ以上書けません。
アクション映画を期待していたら、いい意味でバッサリと裏切られるでしょう。
なんか、面白いというか、もの悲しいというか、見終わったら複雑な気分になる映画です。
こういうジャンルの映画って好きなもんで。
100分なんで、中だるみなしで、真剣に見続けてしまいました。こういう短い映画ってうれしいです。
PREDESTINATIONとは、辞書では、運命とか宿命とかの意味のようです。鶏が先か、卵が先か・・・・。
主人公役が渋いイーサン・ホークさん、でも、この映画では、ジョン(男)とジェーン(女)を演じたオーストラリア人女優のセーラ・スヌークさんがほんとずばらしいです。若き日のジョディ・フォスターさんそっくりです。
公開している映画館がポツポツなんで、観ている人は少ないと思います。ぜひ、DVDになったら、多くの人に見てほしいと思います。お勧めです。