海辺のカフカ

去年、、「1Q84」、「世界の終わりと・・・」、「羊をめぐる・・」、「ダンス・・」、「ねじまき鳥・・」を読みました。

しばらくご無沙汰しているとまた読みたくなってきます。

海辺のカフカ 上・下

海辺のカフカ 上、村上春樹、2002.09、397p

海辺のカフカ 下、村上春樹、2002.09、429p

Kahuka

「15歳になった少年は二度と戻らない旅に出た。ある日、空から突然2000匹の生きた魚が路上に落ちてきた。古い図書館の書架には秘密が満ちていた。」

読みやすいです。おもしろいです。そして、いつもどおりよくわかんないです。

お話しは「世界の終わりと・・・」みたいに関係なさそうな二つの話が並行して進みます。読み進むうちに、それらが絡み合って・・・・。

そして、なかみはというと、「ねじまき鳥・・」と同様にある種の暴力と闘う人たちの物語りといった感じでしょうか。

それにしても、東京都中野区の一角に、何の前触れも無くイワシとアジ2000匹が空から降り注ぐ場面は、あっと驚きます。

昔、おたまじゃくしがいっぱい降ってきたというニュースを見たような・・・・。