ローハイドの若きカウボーイも、荒野の用心棒からダーティハリーを経て、いまや84歳。
次から次へと作品を発表する大監督になってしまいました。
「アメリカン・スナイパー」、2014、AMERICAN SNIPER、132分、アメリカ、R15+
2/25(水)、イオン海老名、字幕、シニア割り1,100円
「仲間の命を守るために、家族を愛しながらも戦場から離れがたくなっていく主人公の強い使命感と、それゆえに抱え込んでいく深い心の傷・・・・・・・」
おもしろいかと聞かれると、「?」。でも、できたら、多くの人に見てほしい作品です。ちょっと、怖いですが・・・・。
2時間ちょっと、緊張感でいっぱい、息詰まるシーンの連続です。
そして、やっと平穏な日々が訪れたと思ったら・・・・・。
英雄物語でもありません。そして、反戦映画でもありません。
スナイパーとしての戦場と、私生活のエピソードを淡々と描いています。が、その重量感と凄みはさすが、クリント・イーストウッド監督です。
映画冒頭、仲間に近づいてくる民間人母子、その手には爆弾らしきもの。母子を狙撃するかどうかギリギリの判断と決断。見ているこちらの体に力が入ってしまいました。