去年、原作を読みました。ほんと心温まる内容でした。樹木希林さん主演と聞いて、映画版が見たいと思いました。
「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」、2007、142分、日本、2月、DVDレンタル129円
「・・・・、ボクは美大生となり憧れの東京にやって来るが、仕送りしてくれるオカンに申し訳ないと思いながらも学校へもろくに行かず自堕落な日々を送ってしまう。」
淡々と流れる物語です。なんでもないような話なんですが、なんか、こころがあったかくなります。
その功績は、なんといっても、樹木希林さんとオダギリジョーさんの素晴らしさだと思います。いいなぁー。原作を読んでいたときも、オカンは樹木希林さんの顔を思い浮かべながら読んでいました。
小説の映像化で一番苦労してるんじゃないかと想像するのが、年月の経過に伴って役者さんを交替させるかどうかだと思います。その点、この映画では、オカン(樹木希林)の若かりしころの役を内田也哉子さんが演じておられるんで、これは文句なしです。