るろうに剣心(3)

突如、映画鑑賞の常道を破る暴挙に出てみました。映画の1作目も2作目も見ていません。原作の漫画も読んでいませんし、あらすじの予習もしていません。単純に、チラッと見た予告編のチャンバラをもっとちゃんと見たいと思っただけなんで。以前なら、3部作映画のPART3だけ見るなんてことはしてないでしょう。

るろうに剣心 伝説の最期編」、9/24(水)、海老名TOHO、1,100円

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「日本転覆を目論む志々雄の野望を阻止せんと最後の戦いに臨む剣心の運命を描く。」

おもしろい、日本映画のチャンバラ活劇もここまで来たか、と感心してしまいました。地面すれすれに体を寝かせて疾走するさまはなんじゃこりゃって感じです。

たぶん、父さんが、前作をまったく見ずに、初めてこの殺陣に出くわしたからだと思います。

監督の大友啓史(けいし)さんは、NHK大河の「龍馬伝」の監督です。父さんは、一年間見続けたんで、この映画主役の佐藤健さんをはじめ、伊勢谷友介さん、青木崇高さん、蒼井優さん、田中泯さん、そして、福山雅治さんと見慣れた顔が勢ぞろいです。

きっと、それぞれの登場人物には過去にいろいろ物語があるんでしょう。そういうことは一切わからず、父さんは、ラストの大立ち回りをわくわくしながら見てしまいました。「るろうにファン」には怒られるかも。

最近の映画は3部作が多くなりました。マトリックスもそうでしたが、衝撃的な映像でも、3本見続けると、だんだん麻痺して、より派手なものを求めてしまいます。

新鮮な気持で見るには、今回みたいに、三作目だけってことも、いいんじゃないかと・・・・・。