ウルフ・オブ・ウォールストリート

「上映時間が3時間」と「ディカプリオ主演」と聞くと、「タイタニック」と思い出して、お尻が痛くなります。

昔、横浜東宝で見たタイタニックは長かったなぁー、座席も悪かったせいもあるんですけど、「2時間経っても船が沈没しないよーー」って気持でした。

ということで、警戒したんですが、とりあえずは、

ウルフ・オブ・ウォールストリート」、2/5(水)、桜木町ブルグ13、夫婦割り。

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やはり新しい映画館の座席は、ゆったりしていていいです。左右にドリンクたてがあるのも。

そのせいもあるんでしょうが、3時間がけっこう、あっという間でした。

マーティン・スコセッシ監督が、レオナルド・ディカプリオ主演で、実在の株式ブローカーの回顧録を、20代で億万長者、30代で逮捕されるまでの栄光と転落ドラマとして描く。」

めちゃくちゃな映画です。そして、はちゃめちゃに面白いです。

最初から最後まで、ひわいな言葉の字幕が続きます。「R18+」なんで、くれぐれもご注意ください。

主人公は、全編これハイテンションです。なんか、日本でも、過去によく似た風雲児がいたような・・・。

きっと、この映画とよく似た状況だったんじゃないかと想像しちゃいます。

ディカプリオはタイタニック以来です。吹っ切れたようなとんでもない演技です。そして、監督のスコセッシさん。70歳を超えてるのに、よくもまぁ、こんなとんでもない映画を。大昔のデニー出世作タクシードライバー」は大好きでした。

で、結局、主人公はFBIに捕まるんですが、・・・・・。

お金の誘惑なんかに目もくれなかった捜査官が地下鉄で帰宅する様子が印象的です。

実在の主人公は、今は、出所して、この映画原作の回顧録を書いたり、世界中で講演しまくったりして、けっこう大儲けしているといううわさです。

頭が良くて、口のうまーい、ワルイやつは、世にはびこると言うことみたいです。