「今はこんなに悲しくて 涙も枯れ果てて もう二度と笑顔にはなれそうもないけど・・・・・・」
NHKの『SONGS “時代”~なかじまみゆき~』の再放送を録画して見ました。
なかじまみゆきさんは、昔からけっこう好きでした。
「時代」は、1975年のヤマハポプコンの優勝曲ということなんで、父さんが就職で大阪から川崎へ出てきて2年くらい経ったころです。22歳でした。
独身寮をでて、アパートでひとり暮らしをはじめました。
安めのオーディオ機器(スピーカだけは、でかかったです)を買って、好きな音楽のLPやFM番組を聴いていました。
その当時から「ニューミュージック」というジャンルの曲が流行はじめました。
中島さんの出演しているFM番組をエアチェックして、繰り返し聴いていました。テレビにはほとんど出演してなかったんで。
あの頃を懐かしく思い出します。
「SONGS」を見ていて、中島さんが時代を歌っている昔の映像を見たんですが、昔はもっと「けだるそう」に歌っているように聞こえます。現在に近づけば近づくほど、なんか「元気」に歌っているように聞こえました。
きっと、同じ曲でも、歌うときの気持が、時代とともに少しずつ変わってきてるんじゃないかと思います。
これだけ、いろいろな人たちが、長い間にわたって、歌い続けてきた歌は、珍しいんじゃないかと思います。