アジアの巨匠 ウォン・カーウァイ監督が、トニー・レオンとチャン・ツィイーで、カンフー映画を撮ったとなれば、さっそく映画館へ行かなきゃ。とは言いながらも、父さんは、ウォン・カーウァイ作品は一本も見ていませんが・・・。
6/5(水)、海老名マイカル、夫婦割りで鑑賞
主人公は、ブルースリーの師匠でもある「葉問(イップ・マン)」。
彼が、中国拳法の南北統一を図って、その頂点へ・・・・・だと思ってたんですが、お話しは、日中戦争を挟んでなんかちょっと違う方向へ・・・・・。
そして、途中から登場するめちゃくちゃ強い若者「一線天(カミソリ)」。きっと、拳法流派統一のため、主人公とラストで、壮絶な戦いを、と思っていたんですが・・・・・・・。
とかなんとか、いろいろめちゃくちゃ不平不満はあるんですが、父さんは、なんと言ってもカンフー映画好きなもんで、わくわくしながら楽しく2時間見てしまいました。
汽車が発車する駅でのチャン・ツィイーの父親のあだ討ちシーンは、その画面の美しさ、その動きの俊敏さ、もうなんともたまりません。
あんまり、お話しにこだわらず、カンフーシーンを楽しむことができるかどうかが、評価の分かれ目になるかと思います。
チャン・ツィイーをはじめて見たのは、いわき駅前の映画館での「グリーン・デスティニー」です(たぶん、2000年)。ミシェル・ヨーとのワイヤーアクションのカンフーシーンは忘れられません。それが、なんとデビュー2作目ということで、デビュー作を見たいと、レンタルビデオ屋さんで懸命に探しました。
「初恋のきた道」です。これはほんと、タイタニックに匹敵する名作だと思います。
若いきれいな女優さんが、中国から現れたなぁーって思っていたら、、「ラッシュアワー2」でハリウッド映画へ。
あとは、「HERO」、「LOVERS」、「SAYURI」・・・・・。あれよあれよと、いつの間にか、大女優さんになってしまいました。