ラストスタンド

5/7(火)、「ラストスタンド」、夫婦割り、海老名TOHO。

あのアーノルド・シュワルツェネッガーさんの、約10年ぶりとなる主演復帰第1弾ということなんで、なんか、大丈夫かなぁーって不安いっぱいで、映画館へ。

Rasutosutando

めちゃくちゃ面白いです。

最近の映画は、話が二転三転して、最後まで敵味方がわからず、見終わって、結局あれはどうなったっけ?ということが多いんですが、この映画は、ややこしいことはまったく考えないで、楽しく見てしまいました。

悪いやつら(脱獄した麻薬王とその手下ども、ロケット弾も持ってます) VS シュワちゃん率いる保安官チーム(シュワちゃん以外は弱そう、さらに武器は博物館ものばかり)に、役立たずのFBIと、ハッキリした役割分担で、最初から最後までドンパチドンパチ。

映像も、はやりのCG満載スローモーションなんかまったく無く、正統派「現代の『王道西部劇』」でした。

そして、脱獄した麻薬王(元レーサー)がメキシコへ逃げるために選んだのが、コルベットZR1。その走行シーンを見るだけでもすごいです。

シュワちゃん、65歳。確かに年を取りました。が、この映画では、逆手にとって、優秀な刑事が、年とって田舎の保安官に引きこもったという役がら設定にしています。

「もう年かなぁー」って言いながら、敵に向かっていくシュワちゃん。昔なら不死身でしたが、今回は、動きも少し緩慢で、もういつ、やっつけられてしまうかとハラハラしてしまいます。

きっと、日本では大ヒットしないでしょうが、こんな面白い映画を映画館で見ることができて、後悔せずにすみました。

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アーノルド・シュワルツェネッガーさんの代表作といえば、「ターミネーター(第一作)」です。が、

シュワちゃんが悪役で出演している。

・ターミネータ役なんで、ほとんど演技していない。

・そして、肝心のラストは、骨組みだけになるんで、シュワちゃんの出番がない。

ということで、これは、やはり、監督・脚本のジェームズ・キャメロンさんの功績大ということなんでしょう。

骨組みターミネータの動きなんか、ほんとギクシャクしていて、低予算だなぁーって思ってしまいます。お金がなくても面白い映画は作れるという見本でした。