「相棒-劇場版- 絶体絶命!42.195km 東京ビッグシティマラソン」。えらーい長い題名です。MOVIX本牧夫婦割り。
テレビ朝日の、唯一?の人気ドラマシリーズの映画化です。
「踊る・・」ほどの派手さはありませんが、けっこう、いっぱいお客さんも入ってました。
冒頭の外国の装甲車のシーンは、何となく、犯行理由を推測させます。
そのあとは、連続殺人事件に処刑サイトやチェスがからみ、東京マラソンを舞台に、次から次へとジェットコースターのように飽きさせません。
途中で怪しい人がわかっちゃいました。父さんは、割りばしを使うときには、袋を折って、箸置きを作るにがくせなもんで。
人間は忘れやすいです。数年前の日本人青年人質事件なんて、父さんも忘れていました。
映画では、別の国の設定にしていますが、わざわざ、これを題材にしたかったのは、なぜなのかなぁ、って考えてしまいます。
確かに、TVシリーズでも、時々、裁判員制度やら、ふつうは避けて通るようなことをあえて題材にしているようなところがあります。
テレビ版を見ているんで、おなじみの一課の刑事さん、鑑識さん、官房長官、代議士さんに弁護士さん、「あっ、あの人だぁ」という楽しみがありました。
ただし、テレビシリーズの右京さんの「もう一つ聞いていいでしょうか?」という、いつものセリフがなかったのが、残念です。今回は、そんなことを言ってる余裕がなかったんでしょうが・・・・。
素直におもしろいです。★★★★☆。
【教訓】「クロサギ」の件もありますが、映画版は、やっぱり、テレビシリーズをちゃんとみているものを見に行きましょう。
ジャックモールで、シャツを買ったら、相棒ストラップがついてきました。
(2008.05.06、Tue)