マジシャン同士の争いを描いた「プレステージ」という映画が上映中です。もうすぐ消えると思いますが・・・。込み入った話であっと驚くラスト、という噂です。
クリストファー・ノーランという監督で、「メメント(2000)」も彼の監督脚本です。メメントは昔ビデオで見たんですが、あらためてDVD借りてきました。最初見たときは、えっーという驚きで、確認の為、もう一回見たかったんです。
妻を殺害され、それを目撃したショックで、前向性健忘症(最近のことは、数分前の出来事さえ忘れてしまう)となったレナードは、メモを取り、ポラロイドで写真をとり、大事なことは身体に入れ墨して、犯人を探します。そして、やっとたどりついた真犯人を射殺する場面が、映画の始まりで、ここから、話しは徐々に、時間をさかのぼっていきます。
よくも、こんなことを考えついたなぁというストーリィです。今後もこんな映画はだれも作れないでしょう。なぜなら、すべて「メメント」のパクリになってしまうからです。
さかのぼっていくと、少しずつ、謎が解けていきます。そして、このお話しのはじまりが、あっと驚くラストシーンになるのですが・・・・。
でも、見終わったあと、新しい謎がわいてきます。そのため、もう一回見たくなります。が、疲れて続けて見れません。もし、これを事前の情報なしに映画館で見た方は、頭が混乱するか、寝てしまうかのどちらかだと思います。
★★★☆☆
ノーラン監督は、「バットマンビギンズ」も監督してるんで、一発屋ではないことは確かのようです。「シックスセンス」のシャマラン監督も、あとの作品は、みんなの期待が大きいもんでちょっとかわいそうでした。
ということで、プレステージは、映画館へいかないで、ゆっくりDVDで見ようと思ってます。