女のいない男たち

村上さんの15冊目です。
話題の「ドライブマイカー」が入った短編集です。
別に予約したわけではありません。たまたま、移動図書館の棚で見つけました。
ほんとラッキーでした。

女のいない男たち、村上春樹文藝春秋、2014.4

「6編の物語。ドライブ・マイ・カー、イエスタデイ、独立器官、シェエラザード、木野、女のいない男たち」

めずらしい「まえがき」を読んで、もしかしてと思い、ドライブマイカーを読み終えて確信しました。
村上さんが雑誌に発表したら、実在の地名と吸殻を捨てる行為に対して、苦情が来たというニュースがあったことを思い出しました。
単行本化するときに地名は変更されたようです。
映画は、「ドライブマイカー」だけを映像化したのかな。
非常に短い作品なんだけど、短い方が映画化しやすいかも。
村上さんの文章は、読んでいて、気持ちいいです。
ただ、ほんと、なにがなにやらよくわかんないんですけど。
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あとで調べたら、映画はなんと179分、約3時間。
あの短編を映像化して、3時間とは。
とうさんは、「映画は120分」という昔ながらの考えなので…。
動画配信もパスしようかな。
地上波テレビ用に、監督自身が120分くらいの特別版を作ってくれないかな。
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村上春樹さんの作品のなかで私が読んだものは下記です。
1Q84、「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」、羊をめぐる冒険、「ダンス・ダンス・ダンス」、ねじまき鳥クロニクル海辺のカフカノルウェイの森パン屋再襲撃、「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」、アフターダーク騎士団長殺し風の歌を聴け東京奇譚集、一人称単数、女のいない男たち