日曜日たち

けっこうとうさんは、吉田修一さんの本が好きです。
横道世之介」正・続なんかは、傑作中の傑作だと思います。
吉田修一さんの7冊目の本です。

日曜日たち、吉田修一講談社、2003.8、9月

Y_nitiyoubi

「きっといつかは忘れてしまう、なのに忘れようとするほど忘れられない。ありふれていて特別な、それぞれの日曜日。」

5つの短編集です。
サクサクと読めます。
どの話には、ちょこっと母親を探しに来た兄弟が登場します。
そして、最終話で全部の話がみごとにつながって…。
読んだあと、さわやかな気分になります。
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吉田修一さんの作品の中で読んだものは下記です。
悪人、横道世之介、平成猿蟹合戦図、犯罪小説集、横道世之介 続、国宝(上下)、日曜日たち