この本は、ミステリーランキング三冠だそうです。
初めての作家さんです。なんと88歳。昭和8年生まれ。
アニメの脚本などの大御所だそうです。
昭和24年には16歳。青春真最中だったんでしょう。
たかが殺人じゃないか 昭和２４年の推理小説、辻真先（つじ まさき）、東京創元社、２０２０．５、２０ｃｍ ３５０ｐ、3月
「昭和24年、ミステリ作家を目指しているカツ丼こと風早勝利は、名古屋市内の新制高校三年生になった。」
最初は、戦後の名古屋近辺の話が多くて、退屈だなぁって思ってたんですけど。
殺人事件が発生してから、がぜん、おもしろくなり、途中からは、犯人が誰か気になって気になって、一気読み。
そして、事件が解決して、最後のページをめくったら…。
「やられたぁーーーー」
と言うことは、この本そのものが…。
これはすごい。
