風神雷神(上下)

原田さんの本はこれまで2冊読みました。
ゴッホの「たゆたえども沈まず」と、ピカソの「暗幕のゲルニカ」です。
そして、今回は俵屋宗達です。
まだまだ新刊なので、図書館の行列は長かったです。
今回は貸していただきました。

風神雷神 Juppiter,Aeolus、原田マハ、PHP研究所
上巻:2019.11、20cm 363p
下巻:2019.11、20cm 314p
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京都国立博物館望月彩マカオで見たのは、”風神雷神”が描かれた西洋絵画だった。」

分厚い本が2冊です。
でも読みやすい。どんどん読めちゃいます。
俵屋宗達は詳しい生涯がわかっていないそうです。
もしかしたら、彼は、天正遣欧使節団の一員として、4人の少年たちといっしょに、ローマへ渡っていたかも。
そして、彼は、ミケランジェロが描いたシスティーナ礼拝堂天井画や、レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」を見たかもしれない、という壮大な歴史ロマンです。
とうさんは、カラヴァッジョという画家を知りませんでした。
美術知識のなさで、このラストのすごさがいまいちわからないというところがちょっとざんねんかも。
そういえば、この本に出てくる絵画などの本物は見たことないんですが、大塚美術館で複製を見ました。
複製でもあのシスティーナ礼拝堂はやはりすごかったなぁー。
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原田マハさんの作品の中で読んだものは下記です。
たゆたえども沈まず、暗幕のゲルニカ風神雷神