なかよし小鳩組

荻原さんはなんか間口が広いというか、ユーモア小説から「明日の記憶」まで。
5冊目は、ユーモア小説の傑作と評判の本です。

なかよし小鳩組、荻原浩集英社、2003.3、16cm 355p、11月
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「倒産寸前のユニバーサル広告社に大仕事が舞いこんだ。ところが、その中身はヤクザ小鳩組のイメージアップ戦略、というとんでもない代物。」

これはおもしろい。
登場人物がめちゃくちゃ楽しい。
傑作です。
そういえば、昔ドラマで、「ユニバーサル広告社」というのがあって、沢村一樹さんが主演でした。
調べたら、この本を原作にしたスペシャルドラマがあって、その後、続編の「花のさくら通り 」を原作にして連ドラにしたみたいです。
時間を置いて、続編も読んでみようと思っています。
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荻原浩(おぎわら ひろし)さんの作品で読んだものは下記です。
ハードボイルド・エッグ、誘拐ラプソディー、 海の見える理髪店、明日(あした)の記憶、なかよし小鳩組