2019-08-27 樽とタタン 本 初めての作家さんです。去年の本ですので、新しくて気持ちいいです。樽とタタン、中島京子、新潮社、2018.2、20cm 215p、8月 「小学校の帰りに毎日行っていた赤い樽のある喫茶店。わたしはそこで”タタン”と名付けられた。」9編の短編集です。ひとつひとつが短いので読みやすい。大人になった主人公が小さなころの思い出を語っています。実話なのか創作なのか?どのお話しも、「それで終わり?」っていう結末で、放り出されっぱなしです。不思議な感覚です。