模倣犯(1~5)

宮部さんは19冊目です。
いままで避けていました。
なぜかというと、あまりにも冊数が多いので。
そういえば、3年前に2夜連続のテレビドラマを見ました。

模倣犯宮部みゆき新潮文庫、2005.12、(単行本:2001.04 )、16cm
第1巻 584p、第2巻 413p、第3巻 476p、第4巻 533p、第5巻 529p

「公園で女性の右腕とバッグが発見された。バッグの持主は失踪した古川鞠子と判明するが、犯人は”右腕は鞠子じゃない”という電話をテレビ局にかけてきた。」


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文庫本500頁が5冊。
やっと読みました。
3冊目くらいからは、先が気になって気になって。
テレビドラマでは、たぶん時間の関係で、女性ジャーナリストと犯人の対決に絞っていました。
それに比べて、原作は、登場人物がいっぱいで、ひとりひとりをしっかり書いてあります。
おもしろい。
宮部さんの初期のころの熱気みたいなものを感じます。
これはやっぱり原作どおりの映像化はちょっとたいへんかな。

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宮部さんの作品のなかでこれまで読んだものは下記です。
火車、小暮写眞館、レベル7、我らが隣人の犯罪、ぼんくら、日暮らし、ソロモンの偽証、負の方程式、誰か、名もなき毒、ペテロの葬列、希望荘、あかんべえ、ブレイブ・ストーリー、理由、おそろし三島屋変調百物語事始、ステップファザーステップ、昨日がなければ明日もない、模倣犯