大ベストセラーです。
図書館もなが～い行列でした。
本格ミステリー小説という宣伝文句です。
初めての作家さんです。
屍人荘の殺人（しじんそうのさつじん）、今村昌弘（いまむらまさひろ）、東京創元社、２０１７．１０、２０ｃｍ ３１６ｐ、４月
「ミステリ愛好会の葉村譲と明智恭介は、映研の夏合宿に、探偵・剣崎比留子と参加した。部員たちは肝試しへ行くが、異常事態に遭遇し…。」
巻頭に、別荘の見取図や登場人物リストがあります。
なんかワクワクさせます。
序盤は軽いタッチで、学園探偵ものかと油断してたら、とんでもない展開に。
「えっー」こんな仕掛けで、密室を作るとは。
うちとそとに恐怖を感じながら、連続殺人事件へと突き進んでいきます。
途中から、次が気になって、読むのが止まらなくなります。
海外ものの、こわくておもしろいドラマをみているような本です。
大人気に便乗して、今年中に映画が公開されるようです。
神木隆之介さんと、「君の膵臓」の浜辺美波さんが主演だそうです。
